他の避妊法より失敗率は高いのに日本がコンドーム偏重である背景
0.2%
IUD(子宮内避妊用具)0.6%
OC(低用量経口避妊薬、または低用量ピル)0.3%
コンドーム2.0%
リズム法0.4~0.5%
避妊手術0.5%(女性の場合)
IUSなどの避妊法に比べると、コンドームは10倍失敗率が高いということがわかります。
次に、使用していたものの、経口避妊薬なら飲み忘れる、コンドームなら破れるなど、何らかの失敗が起きてしまう使い方の場合を見比べると、以下の通り。
IUS(子宮内システム)0.2%
IUD(子宮内避妊用具)0.8%
OC(低用量経口避妊薬、または低用量ピル)9.0%
コンドーム18.0%
リズム法24.0%
避妊手術0.5%(女性の場合)
この場合、IUSに比べて120倍失敗率は高いということがわかります。どんな避妊法にも100%確実という効果はあり得ないものの、コンドームは数ある避妊法のなかでも、失敗率が高いのです。
避妊法を選ぶということは人生を選ぶということ
国連が発表した「世界の避妊法2017」によると、日本は「男性のコンドーム」が40.7%と、他の選択肢に比べて圧倒的に高く、次点「膣外射精」11.8%、「リズム法」3.4%と続きます。