しなきゃいけない?セックスレスになったら考えるべき夫婦のかたち
性は大脳が喜ぶ作業なので、性ホルモンだけに単純化することはできないでしょう」
年齢は一因ではあるものの、それがすべてではなく、環境や互いの関係性に依るところも大きいそうです。
やっぱり、夫婦ともにお互いを求めあいたくなるよう工夫し続けることが重要そうですが、新婚時代のように好きであり続けるというのは、なかなか難しいような…。早乙女先生は、次のようにアドバイスをくれました。
「目新しさや容姿を重視すれば、飽きるのは早いでしょう。どこまでイケメンでも美人でも、3日で飽きるとも言われます。逆に、不細工は3日で慣れるとも…。問題は、性行為とは何をすることなのかの定義次第だと思います。相手を癒し高め合うことだとしたら、飽きることはないでしょう。
食事と同じで、もちろん工夫は必要ですが、ご飯と味噌汁の他にどのようなおかずを用意したら食事に満足できるのか、人生はそのようなものだと思います。これも男性、女性の差はありません」
セックスを特別視せず、夫婦間に起こる当たり前の行為と考え、その時相手はどうすれば喜ぶのかを意識する。食事のように、相手の気持ちを汲み取り行動することが、セックスレス解消の第一歩になりそうです。
(文・団子坂ゆみ/考務店)
管理栄養士・栄養士向けWebサイト『Eatreat』 12月より特集コンテンツ「イチオシ」を本格始動!