都内の立地相談窓口「東京都企業立地相談センター」より、新時代の調剤薬局事業に取り組んでいる「株式会社 薬zaiko」の企業コンテンツを公開しました
「製薬会社時代の地方勤務で足立区出身と話すと、足立区に対して何やらネガティブな印象を持つ人もいることに気が付いて。しかし私にいわせれば人情味豊かで暮らしやすい、最高の土地です。自分の資格やスキルを活かし、薬を軸にした仕事で恩返しをしたい――足立区外での起業はあり得ない選択でした」
医師からの処方箋があってはじめて患者が薬局に来るため、薬局は病院、クリニックと近い立地であることが一般的です。海老沼氏は、足立区内の後継者を探しているほぼすべての個人経営薬局、およそ200店にアプローチ。紆余曲折を経て、現在の足立いつき薬局の前身となる、しまね薬局を第三者承継しました。
「まったくの白紙から薬局を開店させようとすると時間もコストもかかり過ぎ、ビジネスが軌道に乗るまで時間がかかってしまうため、第三者による事業承継という手段を選びました。足立区は人口が多く、それに比例して薬局も多いため、承継を持ちかける候補先は豊富でした。その意味でも、足立区は私にとって創業の適地だったのです」
同時に、LINEを活用して、アレルギー患者向けに情報と薬を届けるオンラインサービス「ALLERU(アレル)」をリリース。