残業したくないなら、ウトウトしながらではなく、スッキリした頭で効率よく働きたいものです!
仕事の効率を下げるだけでなく、経済損失にも!
「眠気に襲われつつ働くと、仕事の効率が下がるということは分かるけど、生理現象だから仕方ない」と思いますか?でも、これが自分だけでなく、同じ会社の多くの人がそうだった場合、さらに、ほとんどの会社がそうだった場合、と考えたらどうなるでしょう?
先ほどの調査結果をもとに、「睡眠に問題のある人とない人の眠気の頻度の差」に「眠気のある時の作業効率の低下率」と公的調査で判明している「年間給与」を掛けます。そのようにして1人当たりの年間生産損失額を割り出すと、男性で25万5,600円、女性で13万7,000円となるそうです。
この数字から、睡眠に問題のある労働者全体の経済損失額は、年間約3兆665億円と推計されました。眠気が吹き飛ぶような数字ですよね!
もっとある!睡眠不足・不眠症の及ぼす影響
寝不足で働くと、莫大な経済損失につながることが分かりました。でも実際に、もっと多くの損失が生じます。それは、睡眠不足による病気や遅刻、早退が生じること。
またそれだけではなく、それに伴い交通事故が発生するからです。