ただし、私たちの身体は、長い歴史の中で、「太陽が沈むと眠り、太陽が昇ると起きる」というリズムに慣れています。これに反した生活を送ると、ボディクロックの乱れを招いてしまいますから、睡眠の質を考え、深い眠りを取るために、できれば深夜0時までには眠るようにしてくださいね。
Q睡眠の量、つまり睡眠時間は短くても大丈夫でしょうか?
A日本人女性は世界で一番眠らない、睡眠時間が短いというデータもあります。美肌のためにこれはあまり良い傾向ではありません。
ある調査結果(注1)で、睡眠時間が3時間のときと、6時間のときの肌の状態を比較してみると、3時間しか眠っていないときの肌は、バリア機能が乱れ、保湿力も弱まっていることが明らかになりました。
つまり睡眠時間が短すぎるのも、肌には良くないのです。「私はショート・スリーパーだから睡眠時間が短くても大丈夫」と油断せずに、6~8時間の睡眠を心がけてください。
Q朝起きると肌がカサカサ。
寝る前にスキンケアはしっかり行っているのに・・・・・・どうすればいいでしょうか?
A部屋が乾燥しすぎているのではないでしょうか?湿度の低い部屋で眠ると睡眠の質が低下することが明らかになっています。