美人習慣を身につける! 3つの「ホルモン」がカギ!
美しくて、しかも“健康的なオーラ”を放つ美人があなたの周りにもいるはずです。健康的で女性らしい美しさは、どのようにしたら身につけることができるのでしょうか?
“女性らしい健康美”をつくるのは、女性の「リズム」を意識した習慣なのです。そしてそのカギを握るのが、私たちの身体の中で調整役を果たしている「ホルモン」の存在です。
ハーバード大学の客員教授であり、内科学、抗加齢医学など多岐にわたる研究で国際的な活躍をする根来秀行先生にお話をうかがいました。
ホルモン(1):女性らしさと健康的な美をつくる「女性ホルモン」
――ホルモンは女性の身体にどのような影響を与えているのでしょうか。根来先生:女性の身体を女性らしくしているホルモンは、主に「エストロゲン」「プロゲステロン」という2つの女性ホルモンの働きによります。この2つのホルモンは、一定の周期でそれぞれの分泌量のバランスを変えながら、女性の身体に作用しています。
根来先生:エストロゲンは生理の終わりから排卵日に向けて多く分泌され、女性らしい身体をつくります。エストロゲンの分泌が多い時期は、身体や心、お肌の状態も安定します。
一方、プロゲステロンは排卵日以降に分泌され、妊娠を助けるホルモン役割を担う大切なホルモンです。