体に良いお酒の飲み方とは? 乳酸菌とお酒の不思議な関係【カラダジム】
ビールがおいしい季節です。 夏になるとつい酒量が増えてしまうという人もいるのではないでしょうか。「連日の飲酒のせいか体がすっきりしない」「二日酔いを繰り返してしまう」という人は要注意! アルコールが体に及ぼす影響や適切な飲酒量をきちんと把握して、健康的にお酒を楽しむ習慣をつけましょう。
遺伝子型で決まる!? 自分に適したアルコールの量
まず、お酒を飲む際は自分の適切な酒量を知っておくことが大切です。実は、どれくらいお酒を飲めるかは、アルコール分解酵素の遺伝型で決まっていて、一生を通して変わることはありません。
「社会人になって飲む回数が増えてからお酒に強くなった」と思っている人は要注意。確かに、飲酒の経験を重ねることによって可能なアルコール摂取量が増えることはありますが、このとき「MEOS(=microsomal ethanol-oxydizing system)」という本来なら働かなくてもよい酵素を増やして、無理にアルコールを分解している可能性があるからです。
この酵素が増加すると、体内の活性酸素が増えたり薬が効かなくなるなど、体に悪い影響があることもわかっています。
遺伝子型を見分ける目安は「初めてお酒を飲んだときに、すぐに顔が赤くなったかどうか」