ビューティ情報『食後の眠気の原因は「胃に血流が集中するから」ではなかった!?』

食後の眠気の原因は「胃に血流が集中するから」ではなかった!?

それによって、私たちは食後の眠気を感じてしまうそうです。

食後の眠気の正体
そのホルモンの名前は“空腹ホルモン”と呼ばれている「オレキシン」です。空腹ホルモンがあるのなら“満腹ホルモン”もあるの? と思いますよね。あるんです、満腹ホルモンは「レプチン」という物質です。

簡単に言えば、オレキシンは私たちの食欲を促進させるホルモンで、レプチンは食欲を制限するホルモンです。食事をすると、満腹ホルモンのレプチンが分泌されるため、「お腹いっぱい」と感じるようになるわけです。

これを読むと、食後に眠くなるのだから、レプチンが影響していると考える人も多いと思いますが、食後の眠気の正体はオレキシンなのだそうです。

オレキシンの役割
そのメカニズムを説明すると、こうなります。
私たちが食事をすると、レプチンが分泌されると同時に、オレキシンの分泌量は低下します。オレキシンの働きの1つは、血液中の糖分をエネルギーに変えて、体を“活動的な状態”にすることです。機関車にたとえると、石炭をどんどん燃やして、走り続ける状態にするイメージですね。

オレキシンが減少する、つまり機関車で石炭が燃やせなくなると、どうなるでしょうか? 当然、動かなくなります。

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