食後の眠気をもたらす炭水化物 carb comaの実態に迫る
ということですよね。食べ過ぎたから? 食後は胃袋にしか血が回らないから? ネットにはさまざまな理由があがっていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
carb comaってなに?
みなさんは「carb coma」という言葉を聞いたことがありますか?
これは炭水化物による眠気という意味の英語で、炭水化物を摂取したあとには眠気が誘発されると言われています。
そもそも炭水化物とは何なのでしょうか?
一般的に、でんぷん、糖類、食物繊維を含んだものを指すようです。でんぷんはグルコース分子だけが結合したもので、米やパンに含まれる成分です。糖類はブドウ糖や果糖などを指し、食物繊維は野菜に多く含まれているものです。
炭水化物が食後の眠気の原因?
これらの炭水化物を摂取すると、体内ではエネルギーが生まれると同時に、血糖値の急上昇が起こります。これによって、眠気が誘発されることがあるそうです。
これは誰にでも起こる生理現象のようなもので、食後に眠気が起こるのは普通のことなのです。ただ、あまりにも眠気が強烈で、どうやっても我慢できない、事故につながる恐れがあると自己判断した場合は、早めに医師に相談するようにしましょう。