不眠症になるリスクがある就寝前のルーティン。解消法は?
子どももスマホを持つ時代なので、保護者の適切な教育も必要です。
激しい運動もダメ!
寝る前に運動をするとよく眠れるという話を聞きますが、これはあくまでも“軽い”運動のことです。ダッシュや筋力トレーニングなど、ハードな運動をすると、目が冴えてしまうので注意してください。
運動はストレッチやヨガなど、体をほぐす程度のものにおさえるようにしましょう。軽い運動はストレス解消に効果的で、スッキリと眠りに入ることができます。
どうしても夜に激しい運動をしたいという人は、就寝2~3時間前までには終わらせるようにしましょう。
不眠と不眠症は違う
厚生労働省のホームページによると、不眠症は次の2つが認められた状態を指します。
①長期間にわたり夜間の不眠が続く。
②日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する。
つまり、誰でも経験がある「1日だけ眠れなかった」という状態は不眠症とは言いません。ただ、不眠が続くと生活習慣が乱れるなどの悪循環に陥り、不眠症になってしまうことがあります。
ですから、不眠症じゃないから大丈夫と考えずに、今回紹介したようなポイントに注意して、“不眠の習慣”を断ち、“快眠のルーティン”を取り入れるようにしましょう。