ことも特徴の1つです。一方で、夜間頻尿で不眠になってしまう人もいます。
不眠の原因にもなる夜間頻尿
ある泌尿器科のクリニックには「夜間のトイレで何度も目が覚めてしまい熟睡できない」という悩みを抱える高齢者が多数来るそうです。このような症状を「夜間頻尿」と呼びます。
夜間頻尿の定義は明確で、睡眠中に排尿のために1回以上起きてしまう状態を指します。若い人であれば夜中に目が覚めてもすぐにまた眠れるものですが、睡眠が老化している高齢者は一度目が覚めたことで不眠に繋がることもあります。
そのため、特に高齢者の場合は寝る前に水をたくさん飲むことは控えたほうがよいという説もあります。
過活動膀胱
頻尿の原因としては、精神的な理由のほかにもいくつか考えられます。
1つは過活動膀胱と呼ばれる膀胱が収縮する病気です。これは自分の意志にかかわらず収縮してしまうので、急に尿意を催すことがあります。加齢によってなる場合もあれば、原因がわからないのになる場合もあります。病院で膀胱訓練などのトレーニングをすることで改善することもあるので、困っている方は早めに医師に相談するようにしましょう。
前立腺肥大
男性の場合は、前立腺肥大の影響で頻尿になる可能性があります。