膀胱の下部を囲むような形をしている前立腺が肥大することで、尿道が圧迫され、排尿トラブルが起こるのです。
残尿感がある、尿が一気に出ないなどのトラブルがあり、この状態が長く続くと過活動膀胱へと発展することもあります。前立腺肥大の症状がある患者の多くに頻尿が現れると言われているので、注意が必要です。
尿の色をチェック
「頻尿かどうか判断が難しい」とお悩みの方は、一度ご自身の尿の色をチェックしてみてください。
透明に近ければ尿はほぼ水分なので、「水の飲みすぎでトイレによく行くだけ」と考えることができます。一方で、濃い黄色の場合は水分が足りていない状態なので、水分補給を心掛けるようにしましょう。
水分調節をして、尿の色を一定に保った状態でトイレに行く回数を計測すると、頻尿を判断する1つの目安になります。朝は日中と比べて尿の色が濃く出るものなので、必要以上に気にすることはないようです。
一定期間を通して、尿の色に異常はないのにトイレに行く回数が10回以上など平均よりも多い場合は、一度、泌尿器科の病院で相談をしてみるとよいでしょう。
photo by きなこもち
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