疲れが取れない人は、昼寝がノンレム睡眠になっている!?
仕事のパフォーマンスをアップするための昼寝には、ある法則があるということを覚えておきましょう。
ノンレム睡眠の昼寝はNG!
睡眠は浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を交互に繰り返すことが知られています。そのサイクルは約90分といわれていますが、寝付いてから最初のノンレム睡眠に入るまでの時間は約30分と短時間です。
つまり、30分以上眠ってしまうと深い眠りに入ってしまうので、そこでスマホのアラームなどで強制的に目を覚まそうとすると、不快な目覚めになってしまいます。
さらに寝覚めが悪いだけでなく、体がだるく感じたり、疲れが取れない感覚を覚えたりと、せっかくの昼寝が逆効果になります。そのため、「昼寝は15~20分程度」にとどめておきましょう。
1時間以上の昼寝は短命に?
もっと驚く研究結果もあります。
それは「1時間以上の昼寝をする人は短命になる」というもの。
昼寝が寿命にも影響するの!?とビックリしてしまいますよね……。
この研究を行ったのはイギリスの名門・ケンブリッジ大学。1万6千人を対象に13年間調査したところ、1時間以上の昼寝をする人は、そうでない人に比べて、3割以上も早く死ぬ確率が高かったそうです。