むくみが起きると静脈に炎症を引き起こしやすくなります。その炎症が慢性化してしまうと、静脈にある血液を心臓に戻すために必要な弁の機能が低下してしまいます。するとさらに症状が悪化してしまい、症状が重くなるほど、完治するのが難しくなるため、早期の治療が非常に大切になります。
下肢静脈瘤になりやすい人とは
以下の条件に当てはまる場合は、下肢静脈瘤になりやすいといわれています。
・教師や美容師、調理師など長時間にわたる立ち仕事をしている。
・ある程度、年齢を重ねている。
・肥満、もしくは体重が増えた。
・昔はよく運動していたが、最近は運動不足である。
・親兄弟、祖父母にも同じような症状があらわれている。
・妊娠、または、出産を経験している。
・女性である。
・高血圧である。
・糖尿病を患っている。
これらの条件に当てはまるからといって、必ずしも下肢静脈瘤になるわけではありません。しかし、下肢静脈瘤になりやすいということを念頭において、日々の生活のなかで改善できる部分は積極的に改善し、予防に努める事も大切です。
下肢静脈瘤の治療
下肢静脈瘤にはさまざまな治療法があり、どの治療法を行うかは専門の医師の判断によります。