アレルギーの原因となるものは人によって違いますが、多いものでは植物があげられます。ウルシや銀杏、マンゴーなどが原因となります。動物の毛もアレルギーの一つの要因です。
また、金属アレルギーの原因となるものには、ニッケルやコバルト、クロムなどがあります。指輪やネックレス、ブラジャーのホックなどに使われていて日常生活で長時間触れることが多く、アレルギー反応を引き起こしやすいといわれています。
その他に、化粧品やシャンプー、洗剤などの科学的刺激がアレルギー性皮膚炎の原因となることもあります。湿布や軟膏などの外用薬でアレルギー反応が起こることもあり注意が必要です。下着やおむつ、衣服の繊維が刺激となることもあります。
アレルギー性皮膚炎の症状
アレルゲンによる外的刺激が皮膚に接触すると、触れた箇所に湿疹ができます。赤いブツブツができる紅斑(こうはん)、皮膚が盛り上がる丘疹(きゅうしん)、水ぶくれである水疱(すいほう)などが現れます。このようなアレルギー性皮膚炎を接触性皮膚炎と呼んでいます。接触した箇所と触れていない部分で、はっきりとした境界があるのが特徴です。「かぶれ」とも呼ばれている症状です。