実は「1日にコップ1杯分」も出ている足の汗を上手に逃がす方法
汗をかきやすい部分といえば、どこを思い浮かべますか?
制汗スプレーのCMなどでもおなじみの脇の下?緊張したときにじっとりと汗のにじむ手のひら?
それらに負けず劣らず、たくさんの汗をかいているのが足の裏です。足の裏には、汗腺(エクリン腺)が密集しています。
このエクリン腺と呼ばれる汗腺は、ほぼ全身に分布しており、日本人の場合は200~500万個あります。これが、足裏には1平方センチメートルあたり約300個あるというのです。
■足はコップ1杯分の汗をかく!
平均的な日本人女性の足のサイズ(足長23.5cm、足幅9.7cm)にあてはめて概算すると、片足裏だけで、約68,000個、両足裏で約136,000個のエクリン腺がある計算になります。
このように汗腺が密集している足裏から分泌される汗の量は、両足で1日にコップ1杯分(約200ml)といわれます。1日にかく汗は全身で通常約500ml、多いときで数千mlと考えると相応の量ですね。
そして、とくに冬場はその汗が“足の冷え”につながることも。
たとえば、ストッキングにパンプスを履いている場合、ストッキングは化学繊維なので、汗を吸ってくれません。