実は病気のサインかも? 爪を見て!【皮膚科医が明かす】足の爪やりがちNG習慣
サンダルの季節になる前に、足爪の見た目にも気をくばりたいところ…。 美しい爪をつくるには、日頃からのケアが大事です。今回は、フットケアのスペシャリストである皮膚科医に「正しい爪の切り方」「爪切りの選び方」「爪の衛生ケア方法」「爪に関する病気の見分け方」について教えていただきます。白や黄色っぽい、欠けや分厚さなどが見られたら要注意です。
足爪に関するNG習慣
今回、お話をうかがったのはフットケアスペシャリストとして知られる皮膚科医の高山かおるさん。足爪の病気はもちろん、美しい足爪を作るケア方法にも通じています。まずは間違いがちな、足爪のNGケア方法を教えていただきました。
NG1.爪の両端を斜めに深く切る
高山さん爪の両端を斜めに深く切った「バイアス切り」は、斜めにカットされた先端から巻き爪になる恐れがあるのでおすすめしません。
巻き爪とは、爪の先端が内側に巻いたように変形して、皮膚がはさまれてしまう状態です。
NG2.爪を短く切りすぎる
高山さん爪を短くしすぎると深爪となり、皮膚に爪が食い込んでしまう陥入爪や細菌感染症を起こす恐れがあります。
NG3.不衛生なバスマットを家族で共有する
高山さん通気性が悪く、蒸れた状態で放置されていたり、掃除をしない不衛生な状態に敷かれたバスマットを家族で共有していたりすると、足指や足爪が不衛生な状態となり、感染による病気リスクが高まります。