実は避けたほうがいいんです… 管理栄養士が教える「ナスのNG食べ方」
夏から秋にかけて旬を迎えるナスは、焼きナスや麻婆ナス、漬物などさまざまな料理に使えて魅力的な食材です。しかし、ナスの食べ方や調理方法には注意が必要なケースもあることをご存知でしょうか。今回は管理栄養士の筆者が、ナスのNGな食べ方や調理方法、ナスに含まれる栄養価やその効果について詳しく解説します。
ナスに含まれる栄養素とは
ナスは野菜の中でも比較的水分が多く、カロリーが低いためダイエット中の方にもおすすめな食材です。まずは、ナスに含まれているおもな栄養素や、期待される健康効果について詳しく説明します。
カリウム
ナスにはカリウムが多く含まれています。カリウムは、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑え、尿への排出を促すミネラルです。塩分の摂りすぎを調節するのに役立ち、高血圧やむくみ予防の効果が期待されます(※1)。
食物繊維
食物繊維は腸内に存在する善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きがあります。また、食物繊維は満腹感を得やすくし、血中コレステロール値を下げたり食後の糖の吸収をゆるやかにする作用もあるため、ダイエット中の方には特におすすめです(※2)。
ビタミンK
ビタミンKは怪我などで出血したときの血液凝固に関わる栄養素です。