実は避けたほうがいいんです… 管理栄養士が教える「ナスのNG食べ方」
ほかの野菜もバランスよく組み合わせた場合、ナスの適量としては1日1~2本程度が良いのではないでしょうか。
油の摂りすぎに注意
ナスは油を吸収しやすいため、揚げ物にすると大量の油を摂取することになります。油の摂取量が多くなるとカロリーも高くなるため、体重増加につながり健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
ナスを揚げ物にしたい場合は、揚げ焼きなど少ない油で調理するのがおすすめです。
塩分の摂りすぎには注意
ナスは漬物や塩もみなど、塩分の高い調味料で調理することもあるでしょう。ナスの水分を引き出しやわらかくするためには有効ですが、過剰な塩分摂取につながる可能性があります。特に、高血圧など塩分制限が必要な方には注意が必要です。
ナスは適量を健康的に楽しみましょう
ナスにはさまざまな栄養素が含まれ、低カロリーでダイエット中にもおすすめの食材です。
しかし、食べすぎや調理方法によっては、体調に悪影響を及ぼす可能性もあります。日々の食卓に適量を取り入れて、健康的な調理方法で楽しみましょう。
※1 厚生労働省.e-ヘルスネット カリウム
※2 厚生労働省.e-ヘルスネット 食物繊維の必要性と健康
※3 厚生労働省.e-ヘルスネット 抗酸化物質
※4 厚生労働省.e-ヘルスネット 野菜、食べていますか?
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筆者情報
寺内麻美
管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。