お肉をソイミートに置き換えるだけ…! 環境にも自分にも優しいエコな生活
そのうち、牛が出すゲップや排泄物にはメタンと一酸化二窒素(亜酸化窒素)が含まれており、日本だけでも約1370万トンと3割弱を占めます。(※1)
そして、畜産には水も大量に必要とします。食料を輸入している国は、輸入食料を生産するのにどのくらいの水が必要か推定したものをバーチャルウォーターと呼びます。1kgのトウモロコシを生産するには1,800リットルの水が必要です。それを餌とした牛の肉1kgを生産するにはその約2万倍もの水が必要となります。(※2)
例えば牛肉70gには500mlのペットボトル2,884本分が必要になります。海外での水不足や水質汚濁は、実は日本にも大いに関係があると言われているのです。(※3)
有希子さん工業的畜産のためには、家畜を育てる土地はもちろん、家畜が食べる飼料を生産するための土地も必要になるため森林伐採が深刻化していること、家畜の排泄物から出る温室効果ガスの影響も大きいこと、そのほか土壌の劣化や水質汚染など幅広く環境負荷が高いため「お肉を食べるのを控える」ことが環境負荷を減らすために重要だと考えられています。
自宅でお肉のかわりに大豆を使うことで少しでも肉食を減らすことはその第一歩だと思います。