素晴らしい快挙… ロレアルが“環境先進企業”としてトリプルAを5年連続達成
文/Ayumi
『ランコム』や『キールズ』などを展開するロレアルグループは、2020年12月8日(火)、国際環境NGO・CDPより、気候変動対策、森林保全活動、水セキュリティ対策について“環境先進企業”としてトリプルAの評価を5年連続で達成しました。
CDPとは、環境問題に関心の高い世界の機関投資家などの要請をもとに、企業や自治体に対し、環境問題への取り組みに関する情報開示を求め、さらにその対策を促す非営利組織です。
CDPが実施するアンケートを通じて、今年は9,600企業が環境への影響や環境リスク、事業機会について情報開示がおこなわれました。そんな中でロレアルは、3つの環境分野(気候変動対策、森林保全活動、水セキュリティ対策)での5年連続Aという評価を、参加企業の中で唯一達成しました。
「地球の限界」の中で事業を行なっていく
2020年6月に始まった、ロレアルのサステナビリティ・プログラム『ロレアル・フォー・ザ・フューチャー』は、環境科学に基づいた「地球の限界」の範囲内で事業を展開することを目指しています。
具体的には2030年に向けて、製品における温室効果ガスの排出量を全スコープで50%削減、工業プロセスで使用する水は100%リサイクル・再利用を目指し、さらにパッケージなどで使用されるバイオベース原料の全てを持続可能・追跡可能な状態とすることで森林破壊に歯止めをかけるというものです。