2022年7月10日 20:45
おかずは素手で触らないで!【管理栄養士監修】「夏の弁当作りでやってはいけないこと」5選
気温と湿度が高い夏場は、食中毒が気になる季節でもありますよね。特にお弁当を作って職場などに持っていく場合は、時間が経った料理を食べるため、より注意したいものです。しかし、具体的にどのようなことに注意すればいいのかわからない人もいるでしょう。そこで今回は、管理栄養士の筆者が、夏のお弁当作りで注意すべきポイントをご紹介します。
食中毒予防の三原則
食中毒予防のために気をつけたいポイントは3つ。それは、食中毒菌を「付けない・増やさない・やっつける」ことだとされています(※1)。
菌を付けない
まずは食材や調理器具、食器などに食中毒菌を付けないことが大切です。
いろいろなものを触る手には、想像しているよりも多くの雑菌が付いていると考えられます。
調理前や、食事をするときには必ず手を洗いましょう。
また、肉や魚、卵などを調理した後も菌がつきやすいため、ほかの調理をする前に手や調理器具をしっかりと洗うように意識してください。
菌を増やさない
食中毒菌を増やさないためには、保存方法がポイント。食中毒の原因となる多くの細菌は、冷蔵庫で保管する場合、10℃で増殖がゆっくりに、-15℃では増殖が停止するとされています(※1)。