実はカビだらけかも… お掃除のプロが教える「梅雨時期のNG洗濯方法」
梅雨は室内がムシムシして洗濯物が乾きにくくなり、洗濯物のニオイが気になるという方も多いでしょう。洗濯物の嫌なニオイは、洗濯槽のお手入れ不足や、間違った洗濯方法が原因かもしれません。今回は、「クリンネスト1級」の資格を持つ筆者が、洗濯機のお手入れで気を付けたいことと、梅雨時期に知っておきたい洗濯のNGポイントを解説します。
洗濯機のお手入れ、間違っていませんか?
洗濯機の掃除は面倒で、つい後回しにしてしまいがちですよね。お手入れが必要だとわかっていても、「いつも洗濯物を洗っているのだから、それほど汚れていないのでは?」と思うかもしれません。しかし、洗濯槽の中は雑菌がとても繁殖しやすい環境と言われています。
・洗剤や柔軟剤の溶け残り
・落としきれなかった汚れや皮脂
・ヌルヌルした水垢
・雑菌が繁殖した黒カビ
密閉空間である洗濯槽の裏側には、これらの汚れが溜まりやすくなっています。汚れが洗濯物に付着すると、洗濯物を干している間に雑菌が増殖し、カビ臭い不快なニオイへと変化してしまう可能性も。
以下でご紹介するNGポイントを参考に、間違ったお手入れをしていないかチェックしてみてください。
1.ニオイが気になったときしか洗濯槽をお手入れしない
洋服に嫌なニオイがついて憂うつな気分になる前に、今のうちから予防のために定期的な掃除計画を決めておくのがおすすめです。