「涼しいのに電気代が安くなります!」プロ直伝「快適に節約する方法」3つ
家庭で使用する電化製品の電力消費量は、夏季・冬季ともに、エアコン、冷蔵庫、照明で5割程度を占めると言われています。そこで、特に消費量の多い、エアコンの使用量を減らして節電するコツを、二級ファイナンシャル・プランニング技能士の三谷真美がご紹介します。
エアコンの電気代を節約する方法!
エアコンの電気代がいくら節約できるのかを紹介している、経済産業省 資源エネルギー庁の示す「エアコン 省エネポータルサイト(経済産業省)」のデータ(※1)とともに、簡単に節約&省エネできるコツをご紹介します。
1.冷房の設定温度を1℃上げる
外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合(使用時間:9時間/日)、年間で電気30.24kWhの省エネになり、約940円の節約につながります(※1)。
エアコンの設定温度を上げても快適に過ごすためには、ドアや窓の開閉を少なくすることで部屋の温度の上昇を抑えたり、扇風機を併用して涼しい風を部屋全体に行き渡らせるのがオススメ。また、エアコンの風がカラダにあたると、より涼しく感じることができるので、風向きを調整しましょう。
とは言っても、最近は猛暑日や熱帯夜が多く、熱中症や体調不良のリスクがあるので、暑い部屋で我慢するのはよくありません。