寝苦しい夜にたった60秒! ぐっすり眠れる「就寝前の簡単習慣」
夏になってから夜なかなか寝付けない、夜中に何度も起きてしまう、次の日疲れが残っている…そんなお悩みはありませんか?今回は現役ヨガ講師の筆者が、寝苦しい夏の夜の寝不足解消におすすめな簡単習慣をご紹介します。なかなか運動が続かないズボラさんも簡単に続けられる動きなので、ぜひおうち時間やお仕事の合間に取り入れてみてくださいね。
夏の夜が寝苦しい原因
快適な睡眠をとるうえでポイントになるのは、「体温」と「自律神経」だといえます。人の体は、体温計で計る皮膚表面の体温と、臓器など体の内側の温度を示す「深部体温」があります。
私たちの体は、夜になると深部体温が下がり、自然と眠りにつきやすくなると言われています。しかし高温多湿の日本の夏は深部体温が下がりにくく、寝つきが悪くなり、睡眠トラブルを引き起こしやすくなることがあります。
また、自律神経のバランスが整っていることも大切。夜眠るときは、心身をリラックスモードにさせる「副交感神経」が優位になることが必要ですが、ストレスや生活習慣の乱れなどが原因で自律神経のバランスが崩れている人も多いでしょう。
1日の体の緊張を緩めるストレッチ
睡眠前のストレッチは、全身の血流を良くし、体にこもった熱を放出しやすくするのに役立ちます。