スタミナ飯やアイス好きは要注意!【国際中医薬膳師監修】「夏の胃腸疲れ」の特徴と対策
体にこもった熱を冷ますことを意味する「清熱(せいねつ)」に効果的な食材や、寒冷性の作用を持つ食材を活用しましょう、という意味なのです。
「清熱」の作用があるとされ、スーパーでも手に入りやすい食材には以下が挙げられます。
野菜……キュウリ、ゴーヤ、冬瓜、スイカ、トマト、ナス
果物……バナナ
その他…豆腐、あさり、しじみなど
「瓜」の漢字がつく食材や熱帯の地域で育つ食材など、暑い地域で育つ食べ物には寒冷性のものが多くあるので、積極的に取り入れるのがおすすめですよ。
アイス代わりのスイーツで胃腸も元気に
アイスがやめられない人は、代替できるスイーツを試してみてはいかがでしょうか。たとえば冷凍フルーツは旬の時期に収穫された甘みの強いものが多く、アイス代わりにおすすめです。とはいえ食べすぎは控え、適度な量を守りましょう。
胃腸疲れは夏バテにつながるうえに、栄養が不足することで美容面にもマイナスの影響を及ぼすこともあります。脳が食べたがるものばかりではなく、体が欲しがっているものは何かを意識してみてくださいね。
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筆者情報
坂本雅代
サロン経営や講師などエステ業界に15年携わり、男女延べ一万人以上を施術。