ガスター10と太田胃散、どう違う?【薬剤師が解説】症状別「市販の胃薬」の選び方
食べすぎたり飲みすぎたりすると、それを消化しようと胃がずっと動くことになり、結果胃が疲れてしまいます。するとだんだん消化する力がなくなり消化不良をおこしまうのです。
また、胃酸は消化に必要な成分ですが、胃の動きが悪くなると食道のほうに上がってきてしまい、胸やけをおこします。さらに、食べすぎやストレスにより胃酸が必要以上に多く出ると、胃の壁が荒れて痛くなることもあります。このような症状は、胃酸の出る量やはたらきを少し抑えたり、胃の壁を修復することで改善します。
それでは市販の薬をいくつか紹介していきましょう。
市販で買える!薬剤師おすすめの胃薬
ガスター10(第一三共ヘルスケア株式会社)
H2ブロッカーと呼ばれる成分が入っており、胃酸の出過ぎを抑制し胃痛や胃もたれを改善します。病院で処方される薬にも含まれている成分で、胃の不調にはよく使われています。
1日2回まで服用することが可能で、一度服用したあと症状が続く場合は8時間以上あけてもう1錠飲むことができます。<商品情報>
ガスター10
価格:1箱12錠入り ¥1,738(税込)編集部調べ
太田胃散(株式会社太田胃散)
4種類の制酸剤が出過ぎた胃酸を中和し、強すぎる胃酸のはたらきを弱めます。