ビューティ情報『「働く人のメンタルヘルスとサービス・ギャップの実態調査」コロナ禍で40-50代の「社会的成功者」にメンタル不調者が増加』

「働く人のメンタルヘルスとサービス・ギャップの実態調査」コロナ禍で40-50代の「社会的成功者」にメンタル不調者が増加

を活用すると、図表4に示されるメンタルヘルス対策が考えられる。
本調査では企業のメンタルヘルス対策として社内外の相談窓口に対象を絞ったが、実際には相談窓口だけではなく、呼吸法などのセルフストレスケアや上司や同僚といった身近な人への相談など、状況に応じたさまざまなケアがある。しかしながら、従業員が自身に合うメンタルケアを選択することは難しいことが想定される。どのような場合にどのケアを選ぶとよいのか、従業員の意思決定をサポートするガイドを作成することも有効だろう。さらに40-50代の“社会的成功”者は、これまでメンタルヘルスを相談することが当たり前ではない上に、今まで上手くやってきた自分が不調になるという状況に置かれて、認知的なギャップ(認知不協和)が発生していることが考えられる。
安心して気軽に相談することができるという「心理的安全性」を担保することが重要である。

「働く人のメンタルヘルスとサービス・ギャップの実態調査」コロナ禍で40-50代の「社会的成功者」にメンタル不調者が増加

図表4. 「ナッジ」を活用したメンタルヘルス対策

【今後について】
当社では「ナッジ」の活用を含め行動科学に基づく行動デザインを課題解決の一つの手法として推進していくとともに、職場におけるメンタルヘルスの改善・従業員のパフォーマンス向上について、今後も調査や実践に取り組んでいきます。

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