4人に3人が今年の年末年始は外出予定?まだまだ油断は禁物!冬の寒さが引き起こす「免疫力低下」「便秘」「肥満」の負のスパイラルに要注意!
、「便秘」、「肥満」のスパイラルを根本から防ぐ方法とは!?
「免疫力低下」、「便秘」、「肥満」はそれぞれが引き金となりえるスパイラル関係にありますが、根本から防ぐことが可能です。その鍵を握るのがビフィズス菌が大腸でつくり出す「短鎖脂肪酸」です。
「短鎖脂肪酸」の役割は、腸内を弱酸性に保って悪玉菌の活動を抑制したり、大腸のぜん動運動を促進して便通を良好にしたり、殺菌・抗炎症作用とともに腸のバリア機能を高めたり、腸管の粘液の分泌や水分・ナトリウムなどの吸収を促したりと、多岐に渡ります。普段からビフィズス菌や酪酸菌などの有益な菌をおなかの中に増やし、大腸内で「短鎖脂肪酸」が活躍できる環境を整えておくことで、「免疫力低下」、「便秘」を防ぐことにつながります。
「短鎖脂肪酸」の効果はそれだけではありません。ビフィズス菌や水溶性食物繊維を摂取することで「肥満」の抑制に効果があることが試験で分かっています。これは、大腸にすむビフィズス菌など特定の善玉菌が、水溶性食物繊維をエサとして「短鎖脂肪酸」が産生するためと考えられています。「短鎖脂肪酸」は脂肪細胞に働きかけて脂肪の蓄積を防ぎ代謝を上げて、やせやすい体質へ導く働きも担っているのです。