4人に3人が今年の年末年始は外出予定?まだまだ油断は禁物!冬の寒さが引き起こす「免疫力低下」「便秘」「肥満」の負のスパイラルに要注意!
になると考えられています。
また「肥満」によって免疫機能の調節をするサイトカインという生理活性物質のバランスが崩れて、免疫機能が不調になったという研究なども報告されています。※1「肥満」の人は脂肪やタンパク質が多く食物繊維の少ない食事をしているケースが多く、「肥満」の人の腸内細菌の特徴として「短鎖脂肪酸」を産生する善玉の腸内細菌が少なくなってしまいます。そのため腸を動かすエネルギーが減少してしまい、「便秘」になりやすくなります。
「便秘」が肥満や免疫力低下につながることも、「肥満」が免疫力の低下や便秘の誘因となることも、「免疫力低下」によって便秘や肥満になってしまうこともあり得るのです。まさに負のスパイラルと言えるのです。「免疫力低下」、「便秘」、「肥満」の症状は「大腸劣化」の分かりやすいサインでもあります。放っておくと糖尿病などの代謝系のトラブルやうつ、記憶など神経・脳関連のトラブル、大腸がんを発症する可能性も考えられます。
※1 出典:日本栄養・食糧学会誌(0287-3516)59巻1号 Page7-14(2006.02)
負のスパイラルイメージ
■冬の3大健康リスク「免疫力低下」