メタボリックリスク保有者の割合京都支部が西日本で最も少ないという好結果に
参照)においても、心疾患の死亡率を引き下げることを目標に、加入者の健康づくりに取り組んでいます。
そういった背景の下で、京都支部ではエビデンスに基づいた健康推進を加入者の皆様に行うため、2019年度より3か年にわたって心疾患リスク分析事業に取り組んでいます。
2019年度事業として、まず60歳以上の医療費を引き上げている要因の整理を行いました。疾病別・診療種別などの要因を考慮して調査をしたところ、心疾患にかかる入院医療費が、最も全国平均との乖離が大きいことがわかりました。(「参考資料4」参照)
単なる医療費の大小ではなく、全国平均と比べて最も医療費の地域差が大きい疾病を調べることで、「京都支部」の健康課題を改めて認識することができました。
■健診項目単体ではなく複合的に未来のリスクを把握し、京都支部のリスク層を特定
~女性より男性、業種では道路貨物運送業のリスクがやや高い~
2019年度事業において、医療費の引き上げに心疾患の入院リスクが寄与しているということが分かったところで、2020年度事業においては心疾患リスクの高いターゲットを特定し、京都支部のサポートを特に注力すべき層を独自に割り出しました。