抗ウイルス作用のVBに新展開 VBの主成分による皮膚に対する抗老化作用を確認
予め添加することで、VB2、VB3は予防的に使えることが示唆された。
【参考資料】
掲載ジャーナル: スイス バーゼル MDPI社『Applied Sciences』 F2.679
論文掲載 : applsci-1476622 (doi: 10.3390/app112411948)
論文掲載 URL :
https://www.mdpi.com/2076-3417/11/24/11948/htm
論文タイトル : Anti-aging effects of Polyoxometalates on skin
ポリオキソメタレートによる皮膚抗老化作用
藤波克之 1,2、團克昭 3、香川(田中)聡子 2、河村伊久雄 2
1:FSX株式会社
2:横浜薬科大学
3:生物活性研究機構 研究開発部門
■要旨
炎症や糖による過剰な活性酸素の生成は、体内に様々な老化現象を及ぼすことが知られている。それゆえ、活性酸素の発生を抑える事で、肌のしわや黄斑やくすみ、たるみを予防する事ができるかもしれない。2つのポリ酸(VB2/VB3=VB化合物)の肌に対する抗老化作用を評価する為、今回の研究では、VBがヒト皮膚繊維芽細胞において、糖化最終産物(AGEs)