2022年2月8日 09:00
“腸内フローラ研究報告”1カ月の乳酸菌生成エキス飲用で、アスリート(長距離・陸上選手)の(1)腸内フローラが安定、(2)炎症とかかわる酵母菌・カビ類の増殖も抑えられ、(3)エネルギー代謝をも改善することを確認
そこで、持久系アスリート(長距離・陸上選手)における公式レース前後の腸内細菌叢の変化等を、腸内改善データ(※3)が出ている「乳酸菌生成エキス(LEX)」を用い、日本体育大学・杉田 正明教授との共同研究で、調査、分析を行いました。
【方法】
本研究では、13名の持久系アスリート(長距離・陸上選手/大学生)を対象に、以下2つの影響【公式レースへの参加と「乳酸菌生成エキス(LEX)の飲用】について検証しました。
1. 「乳酸菌生成エキス(LEX)」を飲用しない期間Aと、1カ月飲用した期間Bそれぞれの間に、公式レース(長距離レースや駅伝)が1回あたるよう試験期間を設定。
期間AとBそれぞれにおけるレース前後の腸内細菌叢の構成変化の検証(※4)
2. 「乳酸菌生成エキス(LEX)」飲用前後での腸内細菌叢の構成変化と、尿中代謝物の全73成分の変化の検証(※5)
【結果】
「乳酸菌生成エキス(LEX)」は、公式レースの前後で変動する持久系アスリートの、(1)腸内細菌叢(腸内フローラ)の変化を緩和させ(図1)、(2)炎症を引き起こす酵母菌やカビ類の増殖も抑え、(3)エネルギー代謝をも改善させることを確認しました。