2022年2月8日 09:00
“腸内フローラ研究報告”1カ月の乳酸菌生成エキス飲用で、アスリート(長距離・陸上選手)の(1)腸内フローラが安定、(2)炎症とかかわる酵母菌・カビ類の増殖も抑えられ、(3)エネルギー代謝をも改善することを確認
の繁殖を示す指標が高い値を示していました。それが、「乳酸菌生成エキス(LEX)」の飲用でその値が低下しました。
例えば、酵母菌の存在を示す指標となる、尿中代謝物・アラビノース(図2のa)は、「乳酸菌生成エキス(LEX)」飲用前では基準値より高い数値にありましたが、飲用後は基準値内に減少しました。
3-オキソグルタル酸(酵母菌の指標/図2のb)、酒石酸(酵母菌の指標/図2のc)、トリカルバリル酸(カビ類の指標/図2のd)も同様です。
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図2 「乳酸菌生成エキス」飲用前後の尿中代謝物の変化例
図2 「乳酸菌生成エキス」飲用前後の尿中代謝物の変化例
(酵母菌・カビ類指標)
a. 尿中アラビノース濃度.
b. 尿中3-オキソグルタル酸濃度.
c. 尿中酒石酸濃度.
d. 尿中トリカルバリル酸濃度.
*研究論文の表より作図
健全な腸では、酵母菌やカビ類の割合は少なく、悪い作用を及ぼさないとされていますが、増殖することで炎症を引き起こします。「乳酸菌生成エキス(LEX)」を飲用することで、これら菌類の繁殖が抑えられることは、アスリートの日常のコンディション維持に有効であると推察します。
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