ビューティ情報『皮膚を瞬時に数値化できる計算モデルを確立!~皮膚疾患の予兆を捉え皮膚病を未然に防ぐ可能性へ~』

2022年7月29日 14:00

皮膚を瞬時に数値化できる計算モデルを確立!~皮膚疾患の予兆を捉え皮膚病を未然に防ぐ可能性へ~

本研究成果は、2022年4月27日「Advanced Biomedical Engineering」に掲載されました。

◆発表のポイント
・皮膚への「電気の流れやすさ」と「電気の溜まりやすさ」を測定し、角層の厚さと水分量の両方を瞬時に算出できる計算モデルを確立しました。
・見た目や触るだけではわからない、皮膚状態の微細な変化(角層の厚さや水分量の変化)を数値で表すことができます。
・研究が進むことで、皮膚疾患になる前の予兆を捉え皮膚病を未然に防ぐことが期待されます。

■研究者からのコメント
アルケア株式会社の高い技術力と、私たちの生体電気インピーダンスに関する知見の融合により、角質の厚さと水分量を評価できる計算モデルを確立できました。皮膚バリア機能の評価法の一つとして、広く採用されることを期待しています。
岡山大学学術研究院保健学域 教授 中村 隆夫

長年、岡山大学と共同研究を続けてきた結果が論文掲載という成果として現れて非常に嬉しく思います。これからは、研究成果を搭載した試作機が製品化され、皆さんに使っていただけるように推進していきます。
アルケア株式会社 価値創造部 上原 治

■発表内容
<現状>
皮膚機能のなかでも重要とされ、アレルギー物質などの体外からの異物侵入や体内からの水分蒸発を防ぐ役割をもつ「皮膚バリア機能」

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