タニタ調べ くらしや運動、健康状態からフレイルの状態にあるかをチェック 4人に1人が「フレイル」、3人に1人が「プレフレイル」の恐れがあることが明らかに
他方、【健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できると思う年齢(健康寿命の予想)】では、「75歳~79歳」(11.7%)や「80歳~84歳」(19.5%)、「85歳~89歳」(19.1%)、「90歳~94歳」(17.6%)に回答が集まり、「既に健康上の問題で日常生活が制限されている」(1.2%)と回答した人を除いた平均は男性81.31歳、女性82.44歳で、全体は81.87歳でした。年齢の平均を比較すると、健康寿命の理想(86.27歳)と比べ、健康寿命の予想(81.87歳)のほうが4.40歳短くなりました。
また、健康寿命の予想が健康寿命の理想を下回った割合は全体で55.4%となり、半数以上の人が理想よりも早く日常生活で制限されると考えていることがわかりました。
■統計上の健康寿命と【健康寿命の理想】の間に、男性で12.87歳、女性で11.61歳の隔たりあり
厚生労働省の調査によると、健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳となっています。また、平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳で、健康寿命と平均寿命には男性で8.73歳、女性で12.07歳と大きな開きがあります。