ベジメータ(R)による継続的測定で小・中学生の野菜摂取量が改善
浜松市
聖隷浜松病院眼科、常葉大学健康プロデュース学部健康栄養学科、浜松医科大学健康社会医学講座の研究者グループと浜松市健康福祉部健康増進課が、市民の健康寿命延長を目指す事業の一環として、ベジメータ(R)を活用した野菜摂取改善に共同で取り組んでおり、市内小中高大学生と企業従業員を対象に、定期的な測定と簡単な食育によって野菜摂取を促す取組を実施しています。
その取組の中で2021年 6~11月の6か月間小・中学生の児童、生徒を対象とした試験の成果が学術誌(Obana A, et al. Antioxidants, 2022)に公表されました。その結果によると、3か月毎の定期的測定で開始時よりも3か月、6か月後にベジスコアTMが有意に上昇しました。この試験の栄養指導は短時間の集団指導のみであり、ベジメータ(R)の測定よる摂取量の可視化が意識改革を促し、野菜摂取状況が改善したと考えられます。
小・中学生を対象にしたベジメータによる野菜摂取量改善試験(浜松市)
■佐賀県企業対抗ベジアップ選手権/働き盛り世代の野菜摂取習慣の定着 佐賀県
佐賀県はメタボリックシンドロームの予備群該当者が急増していること、糖尿病の予備群の割合が全国ワーストで、県民の生活習慣の改善が急務とされています。