2023年3月3日 09:30
職場における受動喫煙調査(2022年12月)実情と企業が取り組みたい対策を紹介
「喫煙スペースから漏れ出す煙が気になるから」といった回答も多く見受けられます。
受動喫煙が気になる場面
このような実情も踏まえつつ、適切な対策を検討しましょう。
■職場での受動喫煙対策の実施状況
アンケートで「職場では受動喫煙対策が行なわれているか?」という質問を実施したところ、「はい」が52%、「いいえ」が48%であり、おおよそ半々の結果となりました。
職場での受動喫煙対策の実施状況
また、「受動喫煙対策が行なわれている」と答えた方に対して、実際になされている対策の内容を聞いたところ、以下のような回答が返ってきています。
職場での受動喫煙対策
●社内は完全禁煙になっている :79票
●喫煙室が設置されている :62票
●屋外の喫煙スペースが設置されている :48票
●オフィスに空気清浄機が設置されている:16票
●分煙機が導入されている :6票
一方、「受動喫煙対策が行なわれていない」と回答された方に、どのような対策を望むか質問したところ、以下のような回答が得られました。
今後どのような受動喫煙対策を望むか
●特に対策は必要ない :71票
●社内を完全禁煙にする :38票
●喫煙室を設置する :26票
●屋外に喫煙スペースを設置する :24票
●オフィスに空気清浄機を設置する:22票
●分煙機を導入する :14票
●その他 :1票
対策不要との声が多く上がった一方、完全禁煙化や喫煙スペースの設置など、切実な対応を望む声も多く見受けられます。