2023年7月11日 09:00
1日ひとつかみのくるみで、思春期の注意欠陥多動性障害(ADHD)の症状が改善される可能性
カリフォルニア くるみ協会は、医学雑誌「ランセット」が発行する『eClinicalMedicine』発表の最新研究結果をお知らせいたします。
世界で最も評価が高い医学雑誌の一つ「ランセット」が発行する『eClinicalMedicine』発表の最新研究※1で、定期的なくるみの摂取は、思春期の認知機能の発達と心理的成長にポジティブな影響を及ぼす可能性があることが明らかになりました。1日ひとつかみのくるみ(30g)を含む食生活を送った中高生の、注意欠陥多動性障害(ADHD)を含む注意機能の改善や流動性知能※2関連の機能向上、神経心理学的機能※3の改善が報告されています。くるみはナッツの中で唯一、発育段階における脳の発達に重要な役割を果たし、体内で生成されず食品から摂る必要があるオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸=ALA)を豊富に含んでいます。
くるみイメージ
近年、子どもだけではなく大人も診断されることから、認識が広まりつつある注意欠陥多動性障害(ADHD)。
日本国内のADHD有病率は、成人対象の調査で1.65%となっており、小児期では男児にやや多い2.5~5.1%※4と報告されています。