外出時のマスク着用は約9割が効果を実感住まいの花粉対策で効果が高いのは?
最も少ないのは北海道(25.3%)で、九州・沖縄(34.9%)、北陸(35.1%)も比較的少ない結果となりました。
あわせてハウスダストや、花粉と同時期に飛来する黄砂についても聴取したところ、ハウスダストは地域を問わず約3割が症状ありと回答しました。黄砂では、西日本のほうが症状がある人が多く、東海や近畿、中国・四国で2割を超える結果になりました。
ここからは、花粉症の症状がある人を対象に聴取しています。花粉症の症状が出る時期を聞いたところ、多少の地域差はあるものの、全国的に2月(37.6%)から増え始め、3月(70.0%)と4月(72.0%)にピークを迎えることがわかりました。その後、5月(45.0%)から減少傾向となり、6月(14.8%)には症状が落ち着く人が多いようです。2月から5月まで、長期間にわたって花粉症の症状に苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。地域別では、春の花粉症では関東甲信が他の地域より少し早く、2月(50.5%)に症状が出始める人が多いことも読み取れます。
また、秋の花粉症は9月から10月にピークを迎えますが、症状が出る人は約2割と、春の1/3ほどでした。
外出時は約7割が花粉対策 一方で、帰宅時に自宅に花粉を持ち込まない対策の実施率は4割以下
花粉症の対策状況について聞いたところ、外出時は約7割の人が花粉対策をしていることが判明しました。