薬膳で身体がととのう定期便 聘珍樓の薬膳シリーズ第一弾「五福粥」
という体の熱源を補い、熱の生産を高めます。白キクラゲ、茶樹きのこは体に潤いを与える食材。特に保水作用に優れる白キクラゲは「肺」を潤して空咳を止め、肌にみずみずしさを与えます。茶樹きのこは、免疫賦活に作用。淮山(山芋)は滋養食材として潤いとパワーを与えます。
こんな人に :乾きやすいタイプ・寒がりタイプ
こんなときにも:肌乾燥、空咳・空気乾燥が気になるとき・
免疫機能を強化したいとき・冷えて食欲が落ちたとき・
滋養を補いたいとき・元気をつけたいとき
■「季節のお粥」
・帆立貝とキャベツ入り春のお粥(3月~5月)
帆立貝、キャベツ、セロリ、アオサの具材。
春に大切にしたい五臓は「肝」。こちらのお粥は、全身に気血を運ぶ「肝」の働きを助ける組み合わせ。
香りのよいセロリやアオサが巡りを促進。五臓の「肝」を補うことで、体を軽やかに保ち、春のやる気、スタートダッシュのパワーを与えます。
・鶏肉と冬瓜入り夏のお粥(6月~8月)
漢薬ミックス「清補涼(チンポーリョン)」、鶏肉、冬瓜、生姜の具材。
清補涼には汗をかいた体を潤す玉竹、沙参、夏むくみをとるハト麦、夏の煩躁感を収める百合根、龍眼肉、蓮子、そして滋養の淮山(山芋)