高齢者が開発したレンチン「快足インソール」 快適に歩きたいシニアから予約殺到!7月1日に販売開始
そこで快適に歩くことでフレイルを予防したい高齢者の間で、靴の中に入れるインソール(中敷き)に注目が集まっています。
【きっかけは入院生活後の歩行不調、寝たきりになる不安から】
当社が発売する「快足インソール」が発売前から高齢者を中心に注目されています。快足インソールは500Wの電子レンジで50秒温め、上から体重をかけて足形を採り、自分に最適な中敷きを自宅で簡単に作ることができるのが特徴です。今までにない3層構造になっており、第2層の特殊ジェル(熱可塑性樹脂)がレンジの熱で溶け出して第3層にある土踏まず部分の盛り上がった構造物が自分の足裏アーチ部分に合うように固まって形成されます。この構造物とジェルは特許を取得しています。
開発のきっかけは、当社取引先の近藤氏(70歳)が大きな病気で入退院を繰り返すうちに、足の筋肉の衰えに危機感を感じるようになったからです。入院中は点滴スタンドにつかまり、前屈みになって小股のスリ足でやっと歩ける状態でした。「入院生活でフレイル状態に陥っている。
このままではやがて歩けなくなり要介護になるかもしれない。もう仕事や趣味ができなくなるのではないか」。不安になった近藤氏は知人で発明家でもある小山氏(70歳)