西洋と東洋で考える不妊治療に関するセミナーを8月10日に開催 最新の治療法や漢方・鍼灸での妊娠事例について講演
しかし、移植回数の制限や、保険適用範囲の限界により、多くの方が焦りや悩みを抱えています。そうした悩みを解決するための糸口を提供したいとの思いから、津田沼IVFクリニック(千葉県船橋市前原西2-17-8)院長の高木 亜由美先生のご協力を賜り、本セミナーを開催することになりました。
不妊治療には、タイミング法、人工授精(AIH)、体外受精(IVF-ET)などの方法があり、年齢、婦人科疾患や基礎疾患といった体の状態に応じて治療方法を選択します。治療の進行に伴い、タイミング法からAIH、IVF-ETへと高度な治療に移行することを「ステップアップ」といい、ご本人の希望や一般的な推奨時期に合わせて、医師からアドバイスを受けます。しかし妊娠という結果を得るためには迅速で積極的な判断が必要です。津田沼IVFクリニックは不妊治療に高い妊娠実績を保有されており、ステップアップの判断が重要であるとの観点から今回のテーマとしました。
また、不妊治療にあわせて、男女ともに妊娠しやすい体に整えることは、妊娠、出産、産後という一連の流れの中で重要です。東洋医学は体づくりに優れており、心身ともに負担のかかる不妊治療を乗り切るために、東洋医学の視点を取り入れることを新たな選択肢として紹介しました。