在宅勤務で歩数が4,000歩減少、座位時間が70分増加
なお、本研究では、在宅勤務頻度と身体活動や座位行動の因果関係は明らかになっていません。また、対象者は首都圏在住のオフィスワーカーや営業職が主であり、在宅勤務を行う環境や通勤手段等が異なる他の地域・職種の勤労者に対して、得られた結果が当てはまるかについては、更なる検討が必要です。
<発表論文>
・掲載誌
Journal of Physical Activity and Health
・論文タイトル
Associations of working from home frequency with accelerometer-measured physical activity and sedentary behavior in Japanese white-collar workers: a cross-sectional analysis of the Meiji Yasuda LifeStyle study
・著者
Naruki Kitano, Yuya Fujii, Aya Wada, Ryoko Kawakami, Kaori Yoshiba, Daisuke Yamaguchi, Yuko Kai, Takashi Arao.
・DOI番号
https://doi.org/10.1123/jpah.2024-0147
<用語解説>
1. 明治安田ライフスタイル研究:明治安田新宿健診センターを拠点として、運動や座りすぎを中心とした生活習慣が健康にあたえる影響の解明を目的に行われるコホート研究。