「親がするべき育児を保育園に押し付けるのか」義母に言われた強烈な言葉
長男を出産し、育休をもらっていたときの話です。住んでいる場所が保育園激戦区で育休を延長し、ようやく入園可能の通知が来たときは本当に安心しました。しかし、義母に保育園への入園が決まったことを報告したところ、思ってもいなかった義母の本音を知ることに……。そのときの私の心境をお伝えします。
激戦区での保育園探し
会社には「なるべく早く復帰を」と言われていたので、4月に保育園へ入れなければ退職も覚悟していました。10園以上を見学に回り、申請書にも通える園をすべて書き込んで提出。保活を頑張った結果、なんとか「入園通知書」が無事に届いたのです。
すぐに会社の上司へ連絡し、復帰できることを伝えると、とても喜んでくれて一安心でした。
会社と実家がとても近かったので、両親にも伝えると「何かあったときには力になるから」とありがたい言葉をもらえました。
そして義母にも保育園が決まったことを伝えたのですが、なんと予想もしていなかった言葉を言われたのです。
義母に退職をすすめられる
当時の私は退職も覚悟していただけに、保育園に入れたことがうれしくて少し浮かれていたと思います。そのときは義母との関係も良好で、子育てや料理のことについても電話で話せる関係でした。
そして、「保育園が決まったので、もしかしたら迷惑を掛けることがあるかも知れない」と伝えると、義母は最初は快く「力になるから」と言ってくれました。ところが、私が「子どもと離れるのは少し寂しいですけどね」と言った途端、「会社を退職して、保育園に通わせるのをやめてはどうか?」と言われたのです。
実は保育園に反対だった義母
びっくりして言葉に詰まると、「実は保育園に通わせるのは反対だった」「親が責任をもってするべき育児を保育園に押し付けるのか」「子どもは手元で愛情深く育てるべきだ」などと、矢継ぎ早に言われたのです。最後には「私(義母)が病気になったことにして退職すれば良い」とまで言われ……。
思い返せば、義母はずっと専業主婦だったため、私とは考え方が違ったのかもしれません。しかし、まさか反対していたとは思いもよらず、保育園に預けることをあれほど非難されたことは、今でも思い出すと心が痛みます。
結局、退職はせず、そのまま長男を保育園に通わせることにしました。