これが最新!「シャワーでラクラク沐浴」を助産師が解説!
初めての赤ちゃんの沐浴に家族みんなでドキドキ……。産院で沐浴指導は受けたけれど、実際に自宅で沐浴をおこなうとなると、洗い方の順番はどうだったかな? などと思うママやパパも多いと思います。また沐浴担当になったおばあちゃん、おじいちゃんも随分昔のことで忘れてしまったという方も少なくありません。でも、洗い方のポイントさえ押さえれば大丈夫。ここではお家でラクにできるシャワーを使った沐浴法をお伝えします。従来のベビーバスを使ってガーゼで洗う方法より赤ちゃんの肌トラブルを防ぎやすくなります。
【洗い方の手順とポイント】
①ベビー用せっけんをお使いの場合は、十分泡立てた泡で洗ってあげましょう。せっけんを泡立てるときは泡立てネットの使用をおすすめします。
市販のベビー用の泡ソープは泡切れも良く、手軽に使えるのがメリットです。ガーゼは使わず、ママの手でやさしく洗ってあげましょう。
②シャワーの温度は38〜39℃くらい。やけどしないようにママの手で温度を確認しましょう。心配な場合はシャワーを出したままでも大丈夫です。
③洗い場にマットを敷いて、その上に赤ちゃんを寝かせて洗います。
④頭、顔、体の順番で上から下に向かって洗います。頭から洗い始め、陰部が最後です。
赤ちゃんの足元側に座り、向かい合うようにすると負担なく洗えます。
⑤よく泡立てた泡を頭につけます。指の腹を使って生え際、後頭部を洗います。耳はたたんでしっかり裏側と耳たぶを洗います。次におでこに泡をつけて洗います。
⑥やけどしないようにママの手でシャワーの温度を確認します。
⑦頭の上からシャワーをかけ、流水でしっかり流します。後頭部・耳の裏も忘れずに! 耳の中に水が入っても自然に出てくるので心配いりません。
湯冷めしないよう一度、頭(髪の毛)の水分をとると◯。
⑧次に顔を洗います。よく泡立てた泡を両頬につけ、洗います。鼻や口の周りを洗います。目の周りを上から下に手早く洗います。上から下に洗うと自然に瞼を閉じてまつ毛が目を守ってくれます。顔の上からシャワーをかけ、流水でしっかり流します。手早くタオルで顔を拭きます。
⑨首から下を洗います。皮膚と皮膚が重なっている部分は汚れが溜まりやすいのでシワを伸ばして洗います。