何を着せればいいの? 肌着は? 赤ちゃんの夏の服装について
こんにちは。助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本です。汗っかきの赤ちゃんの夏の洋服はどのようなものがいいのか悩むママもいると思います。
今回は、夏の暑い時期に悩む赤ちゃんの服装についてお話します。
夏にお家で過ごすときの服装は?
生後3カ月ごろまでは動きも少なく寝て過ごすことが多く、おむつ交換の回数も多いので、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。目安は大人の服装プラス一枚です。
【例】
短肌着とコンビ肌着
短肌着と長肌着
短肌着とロンパース
頭や背中に汗をかきやすいので、タオルを敷いて適宜交換します。
生後4カ月以降は動きが多いので、足元がスナップボタンなどでとまるものを選び、動いてはだけないようにします。
活動量が増え、新陳代謝も良いので、目安は大人と同じか1枚少ない服装です。
【例】
コンビ肌着1枚
ボディ肌着1枚
ロンパース1枚
はいはいする時期はひざが痛くなりやすいので、膝丈ぐらいまでのロンパースや薄手のレッグウォーマーを合わせても良いかもしれません。
夏のお出かけの服装は?
ロンパースやベビードレス一枚だと、汗の吸収などが十分できないので、服の下には肌着を着せるようにしましょう。夏のお出かけは、薄手のメッシュの肌着が大活躍します。女の子は、ノースリーブの洋服や襟ぐりや脇の開きが大きい洋服も多く、キャミソールタイプの肌着だと重ね着しても見えないので便利です。
脱ぎ着しやすいものを選び、屋外や冷暖房がついた室内など、温度の変化に合わせて対応できるようにしましょう。カーディガン、ケープ、薄手のレッグウォーマー、ガーゼタイプのおくるみがあると便利です。紫外線対策として、できるだけ肌の長時間の露出を防ぐためにも役立ちます。
夏におすすめの素材は?
綿素材が肌には1番優しいのでおすすめです。しかし、洗濯や乾燥機の使用を繰り返すと繊維が固くなったり、劣化しやすいものもあります。その他、速乾性のある素材、肌に触れると涼しく感じる素材、メッシュ素材などがあり、洗濯してもすぐに乾くので便利です。
夏は汗とりパッドが大活躍!
汗をかいたら、体が冷えて風邪をひかないように、こまめに着替えることが大切です。