これじゃワンオペ育児と変わらない! 夫に感じる育児への意識の差
昔に比べると、育児に対して積極的な姿勢を見せるパパも多いでしょう。しかし、ママからすると「協力しているつもりかもしれないけど、全然わかってない! うちもワンオペ育児だ!」と感じることがあるかもしれません。
わが家でも、私がイライラして爆発することが何度もありました。そのとき感じていたことや、夫との意識をどうすり合わせていったのかをご紹介します。
結局、他人ごと!?
仕事復帰後、私も朝は時間に追われるようになりました。子どもがグズって着替えてくれなくても、夫は知らん顔。休日は子どもの面倒を見てくれるけれど、仕事の日は関係ないと思っているようでした。
このままでは不満がたまると思い、「あなたは予定通り家を出ればそれでおしまい。
でも私はたとえ仕事に遅刻したとしても、最後まで子どもに向き合わないといけない。仕事も復帰したし、そこは一緒に責任を負ってほしい」と訴えました。
それ以来、私が身支度をしている間に息子に朝ごはんを食べさせたり、体温を測ってくれたりと、できる限り協力してくれるようになりました。
私だって育児初心者よ!
夫に断乳の相談をしたとき「協力はするけど、俺は細かいことはよくわからない」とひと言。「私だって育児初心者で右も左もわからないけど、必死でいろいろ調べているんです!」と怒りがこみあげてきました。
けれど、私がやりたいと言ったことを言い出したタイミングでできるよう、協力はしてくれます。それはありがたいので、夫から「いついつ、これをしてみてはどう?」という提案までしてほしいというのは、私が求めすぎだったなと反省しました。
気をつかっているつもり?
子どもが熱を出すたびに、家事がままならない状態になっていました。すると夫から「洗濯はためても大丈夫だよ、ごはんも俺の分は無理して作らなくていいから」と言われたんです。
私だっておなかがすくし、洗濯もあとからまとめてするのは大変。「俺がするよ」ってなんで言ってくれないの? とイライラしてしまいました。しかし、夫は「これをやって」と具体的に頼むと、嫌な顔せずやってくれます。それからは察してもらおうと期待するのではなく、細かく頼むようにしました。
仕事の忙しさやママ・パパの性格などは家庭によって差があるので、パパに育児をしてもらうための改善策はそれぞれ異なるでしょう。