順調な妊婦生活から一転! 深夜に突然の前期破水、そして帝王切開に…
母乳は溶けやすいので、保冷バッグと保冷剤で保護して届けます。産後の体で電車やバスに乗るのは大変でしたが、病院に行くたびに赤ちゃんを抱っこしたり、おむつを替えたり、直に授乳をしたり、看護師さんに丁寧に教わりながらお世話できる時間は、とてもありがたかったです。
早産ならではの小さなハプニング
早産という形であれなんとか出産し、2週間で退院できたのですが、予想していなかった小さなハプニングが……それは、出産準備です。早すぎかなと思いながらも予定日の2カ月前には準備していましたが、元々の出産予定日は秋だったため、詰めていた衣類はすべて長袖の秋物。ところが実際出産したのはまだまだ夏真っ盛りで、とにかく暑かったのを覚えています。
そのなかでも失敗したのは、退院時の服装として選んでいたタイツでした。妊娠中も足のむくみがひどかったので愛用していた着圧タイツ。いつものようにタイツありきの服装で用意していたのですが、帝王切開で切った傷の上にタイツのゴムが当たってとにかく痛くて痛くて……。
しかし服装的に脱ぐわけにもいかず、ひたすら後悔でした。
妊娠中はとにかく順調だった私でしたが、急に破水し早産になりました。そんなことになるとは、予想さえしておらず。今となってはいい思い出ですが、何が起きるかわからないという日頃の心構えが何より大切だなと痛感しました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:松本美波
一男の母。第二子妊娠中。
前職は幼稚園教諭。教諭時代の経験(特別支援含む)と、妊娠・出産の経験を元に記事を執筆している。