【生後2~3カ月】首すわり前の赤ちゃんと一緒にできる心を育む遊び方
こんにちは、保育士の中田馨です。生後2~3カ月ごろの赤ちゃんは、さらに体がふっくらし、3カ月ごろには生まれたときの約2倍の体重になります。まわりの物に興味関心を持ち、好奇心がグングン育つ時期。
今回は、この時期の赤ちゃんと一緒にできる心を育む遊び方を紹介します。
生後2~3カ月の赤ちゃんの発達
生後2~3カ月ごろの赤ちゃんは、手の動かし方がスムーズになってきます。自発的に手が動かせるようになるということはとてもすごいこと! 手を自分の顔の前に持ってきてジーッと見つめたり、体の前で手を合わせたり、手や指を口に入れてしゃぶります。このような行動をすることで、自分の手の存在を確認して自分の体の興味へとつなげます。
生後3カ月ごろになると、首がすわる子も出てきますが、首がすわっていなくても焦ることはありません。
首がすわってくると、うつぶせにしたときに自分の力で頭を持ち上げることもできるようになります。
また、感情表現も豊かになり、気に入らないと大泣きしたり、楽しかったら声を出して笑います。まわりの物への関心もあり、赤や青などのはっきりとした色鮮やかなものを目で追ったり、音のする方向を目で確認しようとするようになります。
生後2~3カ月の赤ちゃんと遊ぶときのポイント
では、生後2~3カ月ごろの赤ちゃんと遊ぶときのポイントです。
首がすわっても無理しない
そろそろ首がすわってきたかなという赤ちゃんもいますが、抱き上げたり、抱き下ろしたりするときはこれまでと変わらず、丁寧に頭と首のあたりを支えます。大胆に遊びたいところですが、赤ちゃんの体に負担のない範囲の動きにしましょう。
赤ちゃんが心地よい遊びをする
生後1~2カ月の記事でもお話ししましたが、「これをしたら発達するんだ!」と思いすぎず、赤ちゃんが心地よく感じる遊びを取り入れます。赤ちゃんの表情を見て、心地よさそうな顔をしていたらそのまま続けてOK。困った顔をしていたら、その遊びが苦手なのかもしれないので無理強いしないようにしましょう。
反応をお互いに楽しむ
ママの表情を見て赤ちゃんが笑い、それを見てママも笑う。赤ちゃんが笑うとママもうれしいですよね。それは赤ちゃんも同じこと。